武藤、ブンデスデビュー直後の一問一答 「長い時間出ないと話にならない」

定位置確保を誓う

――ブンデスのピッチに初めて立って、かみしめるものがあったのか、それとも必死さの方が強かったのか?
「一喜一憂している暇はなかった。次は、アウェーの地で自分がまた試合に出られるように。今日みたいな試合だと、自分自身もアピールが足りない。これではまたチャンスが巡ってくるとは思えないので、何かしら短い時間でも結果を残して、レギュラーになっていくことが大切なのかなと思う」
――このスタジアムでのプレーは初めてだったが、ピッチの感覚は?
「特に芝生の感覚は悪くはなかった。強いて言えば、もう少し長い時間プレーできればよかったんですけど」
――短い時間の中でも本番であらためてブンデスリーガのDFの対人プレーの強さを感じることはできたか?
「今日は本当に(空中戦での)競り合いぐらいしかなかった。もっともっと確かめたいことはあった。サイドで緩急をつけたドリブル突破だったり、裏のスペースに抜ける動きだったり、そういうところは絶対に武器になってくると思うので。やっぱり長い時間出られるようにならないと、話にならないと思う」
――公式戦では相手は眼の色が変わっていたのか?
「本気度は違うことが分かった。でも決められるところで決めないと。今日は、チームも間延びしている時間帯が長かったので、ああいう時に自分が出たらどうだとか、しっかり考えながら準備しておかないといけないなと」

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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