ポグバとモウリーニョの確執は「誇張されたもの」 仏代表監督が“過剰報道”と警鐘
デシャン監督が見解 「事実もいくつかあったのは確かだろうが…」
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバとジョゼ・モウリーニョ監督は、二人が練習中に険悪なムードになっている姿をスクープされ、関係悪化が伝えられている。しかし、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は、二人の関係が「誇張されたもの」だと主張した。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。
成績不振により、ユナイテッドのチーム内には不穏な空気が漂っている。以前から確執も噂されていた二人だが、今季はポグバが指揮官の守備的戦術を批判するようなコメントを出したあたりから雲行きが怪しくなった。モウリーニョ監督がポグバを第2キャプテンから降ろすと、テレビ局の取材カメラによって練習場で険悪なムードとなった二人の姿をスクープされた。
しかし、フランス代表でポグバを指導するデシャン監督はこの問題は“誇張されている”と否定的な意見を展開している。
「私は誇張されたものだと思っているよ。きっとあれこれ言っている人は最新の試合を見ていないんだろう。私はポール・ポグバが素晴らしいプレーをしているのを見たよ。ジョゼ・モウリーニョもきっと同じように見ていたと思う」
デシャン監督は「(報道に)事実もいくつかあったのは確かだろう。でも、おそらくみんな結論を急ぎすぎているよ」と二人の関係について、周囲が騒ぎすぎていると警鐘を鳴らした。
一部ではポグバに移籍の噂が取り沙汰されており、解任説も浮上するモウリーニョ監督の去就に関係なく移籍を望んでいるとも言われている。世界が注目するこの騒動は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。
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