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岡崎プレミア初ゴール! ウェストハム戦で魂のヘディング弾で開幕2連勝に貢献
人種差別問題男も汚名返上のラストパス
2試合連続でコンビを組んだヴァーディは、先月末にレスター市内のカジノで東洋人と思わしき男性客に人種差別用語の「ジャップ」を連発した映像が明るみとなり、社会問題と化していた。クラブは罰金のペナルティーに加え、人種問題啓発のトレーニングを命じたと発表していた。出場停止などの処分はなく、大甘裁定だとの声もあったが、クラウディオ・ラニエリ監督は岡崎とヴァーディと直接会談の末、「問題はなくなった」と強調していた。このゲームでは岡崎との好連携からアシストしている。
後半は、ホームで負けられないウェストハムが圧力を強める。劣勢のレスターは最終ラインがズルズルと下がってしまい、ペナルティーエリアの近くでピンチを凌ぐ場面が増えていった。
そうした中で迎えた後半10分、サイドを揺さぶられて中央で新加入のフランス代表FWディミトリ・パイエにシュートを許す。一度はDFがブロックしたが、セカンドボールをつながれて再びパイエがシュート。この一撃でレスターは2-1と追い上げられた。
同17分、1点差に追い上げられたレスターのクラウディオ・ラニエリ監督は先制ゴールの岡崎をベンチへ。FWヌゴロ・カンテをピッチへ送り込んだ。その後、試合は一進一退の攻防を続けた。ウェストハムの猛攻を凌ぎ切ったレスターが新加入の岡崎の活躍で見事に開幕無傷の2連勝を飾った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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