ユベントスSD、“元エース”ポグバの古巣復帰を否定 「獲得を考えることはない」
モウリーニョ監督との確執で移籍が報じられるなか、パラティチ氏は再獲得を否定
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバはジョゼ・モウリーニョ監督の確執が伝えられ、移籍の噂が過熱し始めている。バルセロナやパリ・サンジェルマンが候補として浮上するなか、古巣ユベントスは25歳の買い戻しの可能性を否定した。衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
ユナイテッドの下部組織で育ったポグバは、2012年にフリートランスファーでユベントスへ渡った。そこから4シーズンに渡ってセリエAでプレーし、世界屈指のセントラルMFに成長。16年夏に当時の史上最高額8900万ポンド(約131億円)でユナイテッドに出戻り移籍を果たした。
モウリーニョ監督の対立が表面化し、移籍が取り沙汰されるようになっているポグバだが、ユベントスへの復帰というルートは現実的ではないようだ。
イタリア王者のスポーティング・ダイレクターを務めるファビオ・パラティチ氏は「我々は彼を愛しているし、親しい存在として、彼には上手くいってほしいと思っている」とポグバへエールを送るが、「彼はもはやユーベの選手ではないからね」と手を差し伸べる方法はないとし、再獲得の可能性もないと主張している。
「彼との関係は続いているが、我々はそれ(獲得)について考えていないし、これから考えることもないだろう」
サッカー界のトップスター、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを補強するなどセリエA8連覇に向けて盤石の戦力を整えているユベントス。“元エース”のポグバの獲得に動くつもりは全くないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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