“リトル・イニエスタ”がイングランド代表を変える? 22歳MFを同僚絶賛「W杯にいれば…」
代表復帰の22歳司令塔ウィンクス、トットナム同僚が語る期待感
イングランドに“リトル・イニエスタ”と称される司令塔がいる。それがトットナムでプレーするMFハリー・ウィンクスだ。クラブと代表でチームメイトのDFダニー・ローズやFWハリー・ケインが惜しみなく賛辞を送る22歳は、イングランドの中盤の問題を解消してくれるタレントと期待を集めている。英紙「ロンドン・イブニングスタンダード」が報じた。
トットナムの下部組織出身のウィンクスは2014年にプロデビューを果たし、2016-17シーズンからトップチームに定着した。卓越したパスとボール運びで試合を組み立てるセントラルMFで、大きな期待とともに17年に代表デビューも果たした。
その後に怪我で長期離脱を経験し、ロシア・ワールドカップ(W杯)への出場は叶わなかったが、この10月シリーズで代表復帰を果たした。クラブでも同僚のDFローズは「彼はイングランド代表にいるすべてのMFとは全く異なる選手。彼はどんなチームでも必要不可欠の選手になれる能力がある」と絶賛している。
さらに、ローズは4強入りしたロシアW杯にウィンクスがいれば、さらなる成功を収めた可能性もあったと豪語する。
「ハリーのような選手がいないのは厳しいと言わざるを得ないよ。デレ(・アリ)もジョーダン・ヘンダーソンもジェシー(・リンガード)も素晴らしい選手だけど、もしもW杯にハリーのような選手がいてくれたら、僕らの助けになっただろうね」
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