ミランのトップ下にメネズ起用が浮上 厳しい本田の立場
本田のプレシーズンに不満
ACミランが日本代表FW本田圭佑に代わる先発トップ下として昨季16ゴールを記録したFWジェレミー・メネズを起用する可能性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「ちょっと本田、ちょっとルイス。メネズは2度目のテストを受ける」と報じている。
シニシャ・ミハイロビッチ監督は今季のプレシーズンでトップ下に本田を試してきた。開幕前の前哨戦となるTIM杯では主力組で臨んだインテル戦に38分間プレーした背番号「10」について、指揮官は先発起用の方針を公言したが、地元メディアはプレシーズン通じてのインパクト不足のプレーぶりに酷評。トップ下失格の烙印を押したとも報じられている。
インテルのクロアチア代表司令塔、マテオ・コバチッチや、ミハイロビッチ監督の愛弟子であるサンプドリアのロベルト・ソリアーノら新戦力の獲得にミラン強化部が慌ただしく動き出す中、人事異動の可能性が出てきた。
「ミランにはかつてメネズがいた。アナーキーなストライカーにして、偽の9番。背中を痛め、椎間板ヘルニアの手術で6月11日から姿を見られない。アドリアーノとバッカのポジションでプレーできる」
手術から復帰を目指す破天荒なアタッカーは2トップの一角として期待されているが、新加入のルイス・アドリアーノとカルロス・バッカが先発予定。だが、チーム事情からメネズのポジションを下げる必然性が出てきているという。
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