デルボスケ監督　「多くではないが、おそらく変更する」

　FIFAの公式サイトによると、ビセンテ・デルボスケ監督はチリとの対戦に向け、「多くではないが、おそらく変更する」と初戦から先発メンバーを入れ替える可能性があることを示唆。初戦で出場機会を得られなかったダビド･ビジャ（アトレティコ･マドリード）らが、ピッチに立つ時間があるかもしれない。

　一方のチリは、中盤のキーマンであるアルトゥロ･ビダル（ユベントス）が万全の状態ではないものの、背番号「8」はオーストラリア戦でも先発して60分間プレーしている。彼の状況次第ではあるが、最初は現状のベストメンバーで臨む可能性が高いだろう。

　チリはW杯で過去2度、前回王者と対戦しているが、ともにブラジルに敗れて姿を消した（62年チリ大会準決勝2-4、98年フランス大会16強1-4）。自国開催以外で初のベスト8以上を達成するためにも、チリはここで“負の歴史”を覆したいところだ。同国初となる2大会連続の南米予選突破を果たした持ち前の攻撃力で、一気に決勝トーナメント進出を決められるか。

　グループBはスペイン対チリ（エスタジオ・ド・マラカナン）が日本時間19日4時、オーストラリア対オランダ（エスタジオ・ベイラ・リオ）が日本時間19日1時に、それぞれキックオフを迎える。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

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