欧州4大リーグ序盤戦「得点王争い」に異変あり 本命を抑え“伏兵”がトップに君臨
常連のメッシ、C・ロナウドを上回るハイペースでゴールを量産
欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)の得点王争いと言えばFWリオネル・メッシ(バルセロナ)、FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)といった名前がここ数年の“相場”だったが、序盤戦を終えた段階で得点ランキングトップに想定外の事態が起きていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。
まず大きな驚きなのが、リーガ・エスパニョーラだ。メッシ&ロナウド、そこにFWルイス・スアレス(バルセロナ)のピチーチ争いが近年のお馴染みの光景だったが、現時点で首位はジローナのウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアーニ(8得点)、2位はセビージャのFWアンドレ・シルバ(7得点)。3位に6得点で、メッシの名前が出てくる状況だ。
セリエAでは徐々に本領を発揮しつつあるロナウドが4ゴールを挙げている一方で、意外な選手が得点を量産している。それはジェノアのFWクリシュトフ・ピアテクだ。ロシア・ワールドカップ(W杯)のポーランド代表に選外となった23歳だが、今季出場7試合で9ゴールと移籍1年目で覚醒している。
ブンデスリーガでは昨季を含む3度の得点王に輝いたFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)が3得点で、トップ5に入っていない。一方、現時点でトップにいるのはドルトムントのFWパコ・アルカセルだ。バルサではメッシ、スアレスらの陰に隠れたが、出場わずか3試合81分間で6ゴールというハイペースぶりだ。
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