若手版バロンドール候補の堂安、神童ムバッペにライバル心 「今は負けているかもしれないけど…」

「フランス・フットボール」誌が主催する「コパ・トロフィー」の候補者10名に選出
日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は、8日に発表されたフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が新設した21歳未満の選手を対象にした“若手版バロンドール”の「コパ・トロフィー」の候補者10名に選出された。9日の日本代表合宿後に取材に応じた20歳のアタッカーは、将来的なフランスの神童超えを高らかに宣言した。
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2015年にガンバ大阪のクラブ史上最年少(16歳11カ月18日)でリーグ戦デビューを飾った堂安。17年には19歳で海外に渡ると、オランダ挑戦1年目の2017-18シーズンは9得点4アシストを挙げ、フローニンゲンの10代選手によるゴール記録で元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン/8得点)を上回る活躍を見せた。
期待されたロシア・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りは叶わなかったが、今季開幕戦でもいきなりゴールを奪い、リーグ戦8試合連続フル出場を果たしている。そんな堂安に吉報が届いたのは8日。「コパ・トロフィー」の候補者10名に選ばれたのだ。
他には、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペ(19歳)、ASローマのオランダ代表FWジャスティン・クライファート(19歳)、ザルツブルクのマリ代表MFアマドゥ・ハイダラ(20歳)、ドルトムントのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(20歳)、サントスFWロドリゴ・ゴエス(17歳)、リヨンMFホッセム・オーアル(20歳)、リバプールのイングウンド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(20歳)、ミランのイタリア代表FWパトリック・クトローネ(20歳)とGKジャンルイジ・ドンナルンマ(19歳)という世界各国で活躍する若手たちがノミネート。堂安自身、選出には「びっくりした」という。