ギグスの背負った「11」を受け継ぐ俊英 今季マンU残留を宣言
指揮官は課題も言及
ヤヌザイは、自身のパフォーマンスにも結果にも満足している様子だ。ただし、ルイス・ファン・ハール監督は、得点については称賛のコメントを残したが、決して手放しで褒めることはせず、若きアタッカーに残された課題に厳しく言及していた。
「ゴールはファンタスティックだった。しかし、彼は多くの場面でボールを失い、それほど多くのチャンスを作れたわけでなかった。彼が得点したことは素晴らしいが、フットボールにはさまざま側面がある。それらをひとつひとつ証明しなけ ればいけない。(ヤヌザイの)このゴールで試合に勝てたことはとてもうれしいが、さらに得点を決めなければいけない」
デイビッド・モイーズ元監督(現レアル・ソシエダ)には重用され、ベルギー代表の一員として2014年ブラジル・ワールドカップにも出場したヤヌザイ。ライアン・ギグス氏が背負った、背番号「11」を託されるなど、その才能には大きな期待が注がれている。だが、ファン・ハール監督のもとでは苦戦が続いてきた。自らも目標として掲げたように、さらなる得点を決め、レギュラー奪取を狙う。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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