「当時レアル行きはジョークだったが…」 日本代表MF中島の価値急騰、“宝石”に現地注目
2ゴール2アシストで大活躍の中島に絶賛の嵐、ポルトガルメディアが高まる評価に言及
ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉は、現地時間7日に行われたポルトガルリーグ第7節スポルティングCP戦で2得点2アシストと大活躍し、4-2勝利の立役者となった。現地ポルトガルメディアは「当時レアル行きのジョークが現実的ではないと断言できない」と、その価値が急騰していることを伝えている。
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0-0で迎えた前半30分、中島はDFウィルソン・マナファの先制点をアシストすると、同44分にはマナファのパスを中島がダイレクトで合わせ追加点。後半37分にはペナルティーエリア外から右足を振り抜いてこの日2点目を奪うと、同アディショナルタイムには途中出場のFWジョアン・カルロスのゴールをお膳立てするなど、全得点に絡む大車輪の活躍を披露した。
現地では絶賛が飛び交う“中島フィーバー”は沸き起こっているが、ポルトガルメディア「Publico」も「ナカジマはポルティモネンセに価値を生み出す宝石」と見出しを打って特集し、惜しみない賛辞を送っている。
「ナカジマが2000万ユーロ(約26億円)でレアル・マドリード行き? 地元新聞が4月当時に発表したニュースは単なるジョークにすぎなかったが、今では現実とはかけ離れているとは断言できない恐れがある。昨シーズンのデビュー以来、ポルティモネンセのユニフォームで無限のポテンシャルを証明し続けている」
記事では、当時“飛ばし記事”として中島のレアル行きの噂が報道されていたが、半年経った現在ではその可能性がないとは言い切れない領域に到達しつつあると指摘している。ロシア・ワールドカップ(W杯)では招集外となり話題を呼んだが、現在は森保一監督の下で中心選手に据えられつつあることについても触れている。
中島は来年1月末まで1000万ユーロ(約13億円)の違約金が設定されており、それ以降は2000万まで跳ね上がるとも伝えられている。欧州の舞台で着々とステップアップの土台が整い始めているようだ。