不振のレアルに追い打ち…元仏代表FWベンゼマが負傷離脱 バルサ戦次第で監督解任も
直近4試合ノーゴールで1分3敗と苦戦、ベンゼマの離脱でさらなる課題を抱える事態に
直近4試合未勝利と不振に陥っているレアル・マドリードに追い打ちをかけるような事態が発覚した。元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、右ハムストリング負傷により離脱するとクラブが発表した。
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ベンゼマは6日のアラベス戦に出場したが後半に交代。チームは0-1で敗れ、ここ4試合ノーゴールで未勝利(1分3敗)と苦戦を強いられている。ベンゼマの途中交代は負傷によるもので、クラブは離脱期間を公表していないものの、スペイン紙「マルカ」などでは2週間ほどの離脱と予想されている。
今季、レアルのエースとして活躍していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、イタリア・セリエAのユベントスに電撃移籍。夏の移籍市場の間、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が予告したロナウドの穴を埋めるスター獲得は実現せず、実績のあるストライカーが一人減った状態で開幕した。さらに、昨季限りでジネディーヌ・ジダン監督が辞任したこともあり、フレン・ロペテギ監督の下で新たなチーム作りも並行している。
元レアル監督のホルヘ・バルダーノ氏はスペインメディア「オンダ・セロ」に対し「今のレアルは自信を失っている。その原因として、ロナウドはクラブの歴史上でも最高のストライカー。彼に匹敵するような選手は今のチームに存在しない」と、ロナウド流出の穴が大きいことを指摘している。
バルセロナと対戦する28日の“クラシコ”の結果次第で監督交代も囁かれるほど苦境に陥っているレアル。ベンゼマの離脱でさらなる課題を前線に抱えることになってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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