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世界最高の左サイドバックと呼ばれた男の悲劇 ローマが元英代表を契約解除
コールの電撃退団を英紙報道
イングランド代表107キャップを誇るDFアシュリー・コールがセリエAローマとの契約解除で合意に達したと、英地元紙「ガーディアン」が報じている。
コールはアーセナルで無敗優勝を経験した後、8シーズンにわたってチェルシーで活躍した。昨季は、33歳で初となるイングランド国外への挑戦を決意。セリエAのローマへと移籍したが、定位置を確保できず、リーグ戦わずか11試合の出場に終わっていた。
14日、ローマはセビージャと親善試合を行った(6-4でローマが勝利)が、この試合のメンバー26人の中にコールの名前は含まれていなかった。そして、ローマは2016年6月まであったコールとの契約を解除したことを認めたという。
現在ローマは、パリ・サンジェルマンに所属するフランス人左サイドバックのルーカス・ディーニュの獲得に迫っており、ディーニュ移籍時にはコールの出場機会はさらに減るものと予測されていた。
コールの移籍先に関する声はまだ聞こえてこない。かつて世界最高の左サイドバックと称されたベテランの将来は一体どこにあるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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