クロップ監督、UEFA主催の新大会ネーションズリーグに苦言「世界で最も無意味な大会」
過密日程を招く一因となっているネーションズリーグ、選手に与える影響の大きさを指摘
今年9月に欧州で開幕したUEFA主催の新たな大会「ネーションズリーグ」はクラブチームの指揮官から反感を買っている。これまで以上に過密日程を招く一因となっており、リバプールのユルゲン・クロップ監督は「世界で最も無意味な大会」と語った。英紙「インディペンデント」が報じている。
リバプールは現地時間7日にプレミアリーグ第8節で王者マンチェスター・シティと対戦し、スコアレスドローに終わった。試合後、クロップ監督はあまりの過密日程が選手に与える影響は大きいと苦言を呈している。
「こんな日程の中、開幕8試合で20ポイントを取ると誰かに言われたら、私は“イエス”と応えていただろう。受け入れるだろう。今、選手たちは世界で最も無味な大会であるネーションズリーグをプレーしなければならないんだ。もっと選手のことを考え始めないといけない。各国の監督に電話して、選手たちを外してくれと言うしかないよ。私にもプレッシャーがあると言われるだろうけどね」
以前からネーションズリーグに否定的な意見を述べていたクロップ監督。ロシア・ワールドカップから選手に十分な休養がないままシーズンがスタートし、選手への負担は高まるばかり。UEFA主催の新大会を“無意味”とバッサリ切り捨てている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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