ユベントスが関心示すドルトムント18歳MFサンチョ 契約解除金の設定なしとクラブ幹部明言
リストアップ報道のサンチョとの契約についてケール氏が語る
ドルトムントのOBで、現在プロ選手部門のトップを務めるセバスティアン・ケール氏が、現在ブレイク中のイングランド代表MFジェイドン・サンチョについてコメント。他クラブから関心が持たれていることは承知していると述べた一方で、同選手との契約には解除条項が盛り込まれていないと明かした。ドイツ衛星放送局「スカイ」やドイツメディア「spox.com」などが報じている。
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今季ここまで10試合に出場し、1ゴール9アシストとチームに貢献している18歳のサンチョ。活躍が認められてイングランド代表に招集されたほか、ドルトムントとは2022年まで契約を延長した。そんなサンチョには国外からも注目が集まっており、イタリア紙「トゥット・スポルト」は先ごろ、ユベントスが同選手をリストアップしていると伝えていた。
こうしたなか、ケール氏は「スカイ」に対し「我々はもちろん選手たちにできるだけ長くここにいてほしいと考えている。だが、他クラブからの関心に気づかないほど世間知らずでもない」とコメント。「今後、繰り返し問い合わせはあるだろう。ジェイドン・サンチョのようなトッププレーヤーを失う危険は常にある」とした。
そこで気になるのが、同選手の契約内容だ。選手との契約に解除条項が盛り込まれている場合、設定された解除金が支払われれば選手は他クラブへの移籍が可能となるが、ケール氏によればサンチョの契約には解除条項が付帯していないという。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは2013年に、「今後、ボルシア・ドルトムントは契約解除条項を盛り込むことはしない」と述べていたが、その方針は守られているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)