PSGムバッペが13分間で4発! 仏リーグ史上最速の偉業も慢心なし「もっとゴールを…」
リヨンとの強豪対決で19歳神童が爆発 45年のリーグ史にその名を刻む
フランスが世界に誇るスピードスター、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが圧巻の1試合4ゴールで格の違いを見せつけた。現地時間7日に行われた本拠地リヨン戦(5-0)で爆発した19歳は、「僕は頂点に立たなければならないんだ」とさらなる高みを見据えている。
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PSGは前半9分にブラジル代表FWネイマールのPKで先制し、強豪リヨンとの一戦を前半は1-0で折り返したが、お互いに前半に一人ずつ退場者を出して迎えた後半はムバッペのゴールショーが展開された。
同16分に左足のシュートで口火を切ると、その5分後にはDFマルキーニョスのクロスに合わせて2点目をゲット。そのさらに3分後には左サイドからスピードに乗ったドリブルで独走し、GKとの1対1を制してハットトリックを達成した。
しかし、この日のムバッペはこれだけでは終わらない。同29分、味方のシュートがブロックされたこぼれ球に詰めて4点目をマーク。わずか13分間での4ゴールという離れ業で、5-0快勝の立役者となった。データ会社「オプタ」によれば、13分間での4ゴール以上という電光石火の偉業は、リーグ・アンの過去45シーズンで最速記録になったという。また、PSGは開幕から無傷の9連勝というリーグ新記録も打ち立てている。
圧巻のプレーで実力を遺憾なく発揮したムバッペだが、現状には全く満足していない。フランステレビ局「カナル・プリュス」のインタビューで、それを明らかにした。
「この試合は我々の記憶に残るような多くのことがあった。でも、僕はもっと得点を決めなければいけない。僕は頂点に立たなければいけない。これは、そのステップの一部だ。でも疑いはない。アタッカーはチャンスを作り続けていれば、すべてが上手くいく」
世界最高の選手を目指すムバッペに慢心はなかった。