U-16日本代表の森山監督、アジア選手権3度目の挑戦で初優勝 「みんなで世界に挑戦しよう」

「ここでの経験はアドバンテージになる」

 殊勲の西川は「どんなに泥臭くてもアジアチャンピオンという目標を達成できて嬉しい。良いクロスが上がってきて、こういうコンディションなのでどんな形でも1点という気持ちの表れだと思う」とゴールを振り返った。

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 これで日本はすでに出場権を獲得していた来年のU-17ワールドカップにアジア王者として臨む。西川が「これに満足せず、ワールドカップに向けて一丸になって頑張りたい」と話せば、森山監督も「ここでの経験はアドバンテージになる。みんなで世界に挑戦しようと言いたい」と、世界の舞台を見据えた。

 1994年の初優勝チームにはMF小野伸二(現北海道コンサドーレ札幌)、2006年の優勝チームにはFW柿谷曜一朗(現セレッソ大阪)やMF山田直輝(現浦和レッズ)といった、その後の日本代表に選出される選手も送り出してきた。日韓ワールドカップが開催された02年に生まれた世代を中心にした若武者たちは、日本サッカーの未来を明るく照らしていってくれるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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