U-16日本代表の森山監督、アジア選手権3度目の挑戦で初優勝 「みんなで世界に挑戦しよう」
10番のエース西川が値千金の決勝弾 指揮官もバトルした選手たちを称賛
日本の若き世代をアジアチャンピオンに導いた森山佳郎監督は、厳しいピッチ条件のなかでアジア王者を勝ち取った選手たちを満面の笑みで称えた。マレーシアで開催されたU-16アジア選手権は7日に決勝戦が行われ、日本はタジキスタンを1-0で破って2006年以来3回目の優勝を果たした。
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タジキスタンはグリープリーグでは日本と同組で、その時は0-0の引き分けだった。決勝トーナメントに入ると、タジキスタンは北朝鮮と韓国をPK戦の末に破って決勝での再戦。それに加え、雨が降る厳しいコンディションだったこともあり、森山監督は選手たちが出した結果を大絶賛だった。
「本当に相手チームは闘ってバトルをする。北朝鮮も韓国も勝てなかった相手にグラウンドも荒れたなかで頑張ってくれて素晴らしいと言いたいです」
森山監督にとっては、自身3回目の挑戦でこの世代でのアジア王者獲得となった。その決勝点を導いたのは、「10番」を与えたFW西川潤(桐光学園高)だった。前半にも惜しいシュートがあった西川は後半18分、自身のシュートが相手DFに弾かれたところでもう一度ゴール前へ。そこに左サイドからMF中野瑠馬(京都サンガF.C. U-18)が中央に入れたクロスを、左足ボレーでゴールに沈めた。
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