モウリーニョ四面楚歌 チェルシー富豪オーナーも美女医師批判に激怒

スペシャル・ワンは孤立無援に

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がメディカルスタッフのエバ・カルネイロ医師を公の場で叱責したことに対し、オーナーのロマン・アブラモビッチが激怒していると、英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
 チェルシーは8日に行われたプレミアリーグ開幕戦のスウォンジー・シティ戦を2-2で引き分けた。しかし、この試合、昨季王者のドロースタート以上に、話題を呼ぶ出来事があった。
 後半アディショナルタイムにMFエディン・アザールが負傷。ピッチに倒れ込んだ際、カルネイロ医師らメディカルスタッフが救護にあたった。それを見たモウリーニョ監督は激高。試合後のインタビューでは痛烈な言葉を投げかけ、数日後、カルネイロ医師をトップチームのベンチ入りメンバーから外す厳罰まで下した。
 この非情な制裁に、各方面から批判が集う中、ポルトガル人指揮官はロシア人の大富豪オーナーの怒りも買ってしまったという。スタッフを非難したことに対して不満を爆発させているとレポートされている。
 アザール自らが治療を求めていた事実も発覚したため、完全な悪役に位置づけられてしまった「スペシャル・ワン」。美女医師には擁護の声が集まる一方で、取り巻く状況は悪化の一途をたどっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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