ドルトムント監督、躍動ゲッツェにトップ下争い示唆 「ロイス、香川と争わなければ…」
アウクスブルク戦で背番号10が今季ブンデスリーガ“初出場”
香川真司が所属するドルトムントは現地時間6日、ブンデスリーガ第7節でアウクスブルクと対戦し、打ち合いの末に4-3で勝利した。ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは今季ブンデスリーガ初出場ながら初ゴールを挙げたが、ルシアン・ファブレ監督は「ロイス、カガワと争わなければならない」と熾烈なトップ下競争を促した。ドイツメディア「RPオンライン」が報じている。
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ホームのドルトムントはアウクスブルク戦の前半22分に失点すると、なかなかこれを奪い返せず。後半14分からピッチに立ったスペイン代表FWパコ・アルカセルが交代からわずか3分でゴールを挙げて反撃の狼煙を上げるも、同26分に再びリードを奪われてしまう。
この状況にファブレ監督は後半32分、ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルに代えてゲッツェを投入。すると同35分にアルカセルが同点弾。続く同39分には、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミが縦に入れたボールにゲッツェが走り込んで右足でネットを揺らし、逆転に成功する。
粘るアウクスブルクはその後3-3に追いついたが、最後は後半アディショナルタイムにパコがFKを直接決めて相手の息の根を止めた。
足首を痛めている香川がこの試合を欠場したなか、復活の狼煙を上げたのがゲッツェだ。ブンデスリーガでは開幕から3戦連続でベンチ入りするも出場機会がなく、第4節と5節ではメンバーにも入れず、第6節は体調不良で戦列を外れていた。