岡崎に光明? レスター監督が起用法の真意を告白「フレッシュネスを見るいい機会だった」
エバートン戦で後半41分からリカルド・ペレイラに代わって途中出場
レスターの日本代表FW岡崎慎司は、プレミアリーグ第8節を終えた時点で出場が4試合という状況だ。それも全て途中出場で、累計プレー時間はわずか25分にとどまってるが、クロード・ピュエル監督は1-2で敗れた6日の本拠地エバートン戦が岡崎の状態をチェックする「良い機会だった」と振り返っている。英紙「レスター・マーキュリー」が報じた。
今季のレスターは開幕から浮き沈みの激しい戦いぶりが続いている。開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドに敗れた後に第2、3節で連勝するも、その後に2連敗と2連勝を繰り返し、6日のエバートン戦は再び黒星を喫した。
チーム状況がふるわないなかで、今季加入のイングランド人MFジェームズ・マディソンは印象的な活躍を見せており、ファンからも人気を獲得している。
エバートン戦では1-2と勝ち越された直後の後半35分にマディソンがアルジェリア代表MFラシド・ゲザルと交代する場面でサポーターからブーイングが起きる場面もあったほど。しかし、ピュエル監督はゲザルと、その後に投入した岡崎の状態をチェックするために必要な交代だったと采配の真意を明かしている。
「彼は(マディソン)相当走っていたし、ゲザルとシンジ・オカザキのフレッシュネスを見るいい機会だったんだ。それに試合をひっくり返す解決法を見つけるためでもあった。我々はドローにふさわしかった」
指揮官はこのように語っている。ここまで4試合でわずか25分間の出場とどまっている岡崎。この日も10分に満たないプレーだったが、侍ストライカーの状態は指揮官の目にどう映ったのだろうか。
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