浦和MF橋岡大樹、大先輩・槙野も「明るい未来が見えた」と語るプロ初ゴールの意義
槙野も後輩にエール「チームを引っ張ってほしい」
浦和のチームメイトでありA代表に選出されているDF槙野智章は、橋岡に対して大きな期待を懸けている。
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「1年目で試合に出始めた時は勢いでプレーしていましたけど、試合に出て研究されるなかで良さが消されてきて、そのなかでも得点できたのは彼にとっても明るい未来が見えたと思います。世代別の代表に入っていますし、彼の世代でJ1でこれだけ経験を積んでいるのは神戸の郷家(友太)選手と二人くらいだと思うので、チームを引っ張ってほしいという思いはあります」
橋岡もまた、そうした槙野の思いとシンクロするようにチームを引っ張っていく覚悟を語った。
「もうプロとして、日本代表としても浦和の代表としてもしっかり戦わないといけない。荻原選手と僕がしっかり戦うことで、国民の皆さんに結果と良いプレーを見せたい。自分たちが中心になってやっていくのはもちろんですし、良い影響力を与えられる選手になりたい。みんなが自分が中心という気持ちでやらなければいけないと思うので、しっかりと声を掛け合って来年のU-20ワールドカップに進んでいきたい」
4月のデビュー当時、浦和ユース時代に橋岡を指導し、当時の暫定監督だった大槻毅ヘッドコーチは「彼の守備はプロの舞台でも計算できる」と話していた。昇格時には「今年のロシア(ワールドカップ)を狙うつもりでやれよ」という声をかけたほどだ。それだけのポテンシャルを認められ、J1の舞台で試合出場を重ねることでプレーの精度も厳しさも高まった。
プロ初ゴールという大きな喜びを手土産に代表へ合流する橋岡は、チームの中心として来年の世界大会への切符を奪い取りに行くつもりだ。