トットナム監督、悪循環の現代サッカーに警鐘 「選手のことを気にかけていない」
ポチェッティーノ監督、多すぎる試合数が原因と指摘
トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が現代のサッカービジネスは選手への配慮が足りないと警鐘を鳴らしている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
このところ主軸の負傷に悩まされてるトットナム。5日にはベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンがハムストリングスの負傷で最大6週間の離脱と発表された。その他にもMFムサ・デンベレ、MFデレ・アリ、MFクリスティアン・エリクセン、DFセルジュ・オーリエが怪我を抱えている。
ポチェッティーノ監督はあまりに多すぎる試合数が原因と語る。
「これは危険なことだ。今日のフットボールビジネスは、選手のことを気にかけていない。全てゲーム、ゲーム、ゲームのためだ」
そして、試合数が増えれば、それだけ多くの選手が必要になるということも意味している。「クラブは多くのお金を費やさなければならない」と資金面の問題があるのに加え、「25人というより大人数のチームを構築しなければならないが、そうなると全員がプレーできるわけではない」と次々に問題が浮上すると指揮官は指摘。こうした悪循環に警鐘を鳴らしている。
巨額の放映権料によって潤うプレミアリーグだが、当然ながらその裏にはまだ問題が山積している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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