2位広島相手に5分間で2ゴールを荒稼ぎ　10月の日本代表戦に弾みをつける

　柏レイソルの日本代表MF伊東純也が、6日のJ1リーグ第29節サンフレッチェ広島戦で技ありのゴール2連発。テクニカルボレーと華麗なコントロールショットを立て続けに決め、「覚醒中」との称賛が寄せられた。

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　リーグ17位に沈む柏は2位広島と対戦。台風25号の影響で暴風が吹き荒れるなかで行われた一戦は、前半23分から一気に動いた。

　左CKを獲得した柏はFWクリスティアーノがキッカーを担当。インスイングのボールは相手GKにパンチングでクリアされるが、こぼれ球に伊東が反応。ペナルティアーク付近から右足のダイレクトボレーで合わせると、体勢を崩しながらしっかりと枠を捉えて先制ゴールを奪った。

「DAZN」公式ツイッターが「伊東純也のテクニカルボレー」と速報したのも束の間、その4分後に再び得点が生まれる。浮き球に反応したFWオルンガが頭で落としたこぼれ球を伊東が拾い、ワントラップから右足を一閃。ペナルティーエリア右からの一撃は綺麗な放物線を描いて広島ゴールに吸い込まれた。同ツイッターが再び「伊東純也覚醒中 うまーく風に乗せたシュートで追加点を奪った！」と称えると、「ウイイレあるあるやん」「うますぎだろ」といった驚きの声がファンからあがった。

　柏は前半35分にオルンガが得点して前半だけで3点のリードを奪取。厳しい残留争いを強いられるなか、上位の広島相手に堂々たる戦いを見せている。