イブラヒモビッチ、敏腕代理人がミラン復帰の可能性に言及 「最初の選択肢になり得る」
ライオラ氏が古巣ミランへの復帰に含み「今は喜んで会話をする」
米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーする元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、セリエAでの古巣ACミランから復帰が熱望されていると近年報じられ続けてきた。イブラヒモビッチの代理人ミノ・ライオラ氏は、イタリア国営放送「RAI」に対して、現在のミランなら復帰の可能性があると含みを持たせている。
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ライオラ氏は「かつては可能性がゼロだった」と言及。その理由に、一昨季に長年クラブの会長を務めたシルビオ・ベルルスコーニ氏が株式を中国資本に売却し、昨季終盤には中国側のオーナーがその負債が支払えず、米ファンド「エリオット・マネジメント」に経営権が移動するという“ゴタゴタ”があったことを挙げた。
「以前は、クラブとノーマルな話し合いは不可能な状況にあった。今は、喜んで会話をすることができる。なぜなら、“まともな”責任者がミランにはやってきたからね」
今季からミランの強化責任者は、元ブラジル代表MFでミランでのプレー経験を持つレオナルド氏が務めている。ライオラ氏は、「ズラタンもレオナルドに対しては大きなリスペクトの念を持っている。もし、ズラタンが移籍を考えるのであればミランは最初の選択肢になり得る」と話した。
すでに37歳とキャリア終盤に差しかかっているイブラヒモビッチだが、欧州復帰を決断した時には、行き先はかつて栄光をつかんだ赤と黒の名門になるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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