ユナイテッドOBが古巣の現状を痛烈批判 「ここ4、5年、クラブの判断は腐っている」
成績不振でモウリーニョ監督は来週にも解任と報道、ネビル氏はクラブ運営を疑問視
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、成績不振から来週にも解任されると英紙「デイリー・ミラー」が報じた。この報道に怒り心頭なのがユナイテッドの元キャプテン、ギャリー・ネビル氏だ。「ここ4、5年クラブの判断は腐っている」などとクラブを批判している。
「正直に言おう。私は猛烈に怒っているよ」
英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表DFネビル氏はこう切り出し、事前にモウリーニョ監督解任についてメディアに報じられたことに対し、ルイス・ファン・ハール前監督やデイビッド・モイーズ元監督の時から何も学んでいないとクラブを批判している。
「私は怒っている。3、4年前か。デイビッド・モイーズを解任した時も前日にジャーナリストによって明らかにされた。ルイス・ファン・ハールもFAカップ決勝の夜に解任された。そして、それは別の誰かから聞かされたものだった。
クラブはどんな運営をしているんだろうと思う。もし、これ(解任報道)が本当なら、ジョゼ・モウリーニョは土曜日に死人同然でオールド・トラッフォードへ行くことになる。そうなればファンは怒りをクラブのフロントに向けるだろう。それは受け入れられない」
「スカイ・スポーツ」で解説を務めるネビル氏は自身が中立な立場であるべきだとし、「クラブの運営は難しい」と語っている。それでも、サー・アレックス・ファーガソン元監督の退任以降、どこか歯車の狂った古巣の現状には一家言を持っているようだ。
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