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井手口に残酷な結末? 右膝後十字靭帯断裂で英メディア指摘「リーズでのキャリアは終焉か」
手術の場合は最大9カ月を要する見込み…今季絶望の可能性も浮上
今夏にドイツ2部グロイター・フュルトに期限付き移籍したMF井手口陽介は、現地時間9月30日のリーグ第8節ディナモ・ドレスデン戦(1-0)で前半30分に負傷交代。検査の結果、右膝後十字靭帯断裂と診断された。長期離脱が決定したなか、英メディア「HITC」は「イデグチのリーズでのキャリアは終焉という残酷な結末を迎える?」と報じている。
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井手口は今年1月、J1ガンバ大阪からイングランド2部リーズ・ユナイテッドに完全移籍。労働ビザの関係で昨季はスペイン2部クルトゥラル・レオネサに期限付き移籍し、今夏にリーズへ復帰した。契約後初のチーム合流を果たすも、マルセロ・ビエルサ監督から「彼はどのポジションにおいても2番手にすら入っていない」と構想外を明言され、グロイター・フュルトへ買い取りオプション付きで1年間のレンタルとなっていた。
現地時間9月15日の第5節ホルシュタイン・キール戦(4-1)で移籍後初スタメン初ゴールを決めるなど、4試合1得点と幸先の良いスタートを切った井手口だが、クラブ公式サイトはドレスデン戦の負傷で手術が必要になった場合、最大9カ月の離脱が確定となる見込みを発表。また、「HITC」は今季絶望となる可能性についても触れ、リーズに復帰することのないままクラブを去るシナリオを指摘した。
「イデグチはドイツ2部でインパクトを残し、ビエルサの信頼を勝ち取るチャンスを作り出さなければならなかったが、今回の長期離脱はグロイター・フュルトでの最後の試合を終えてしまったことを意味する可能性がある。それはつまり、現時点では今後リーズに戻ってきてプレーする可能性も残っていないことも指す」
ロシア・ワールドカップの日本代表メンバーから落選し、4年後のカタール大会を目指すが、重傷を負ったことで苦しい再スタートを強いられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)