フランクフルト長谷部、“ワールドクラス”と監督絶賛 「メッシとロナウドに近かった」
ELラツィオ戦で3バックのリベロとして勝利に貢献「守備の決定的な安定剤になった」
フランクフルトの元日本代表主将MF長谷部誠は、現地時間4日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節で、ホームにイタリアの強豪ラツィオを迎えた一戦にフル出場。3バックのリベロとして4-1の勝利に貢献し、アディ・ヒュッター監督から「マコトはメッシやロナウドらワールドクラスに近かった」と大絶賛された。ドイツラジオ局「Hessenschau」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
試合は前半4分にフランクフルトがドイツ人DFダニー・ダ・コスタのゴールで先制。その後に1点ずつを取り合った前半アディショナルタイムに、ラツィオのセルビア代表DFドゥサン・バスタが2枚目のイエローカードで退場。後半に入ってフランクフルトが1点を追加して3-1とした後の後半14分には、ラツィオのアルゼンチン代表MFホアキン・コレアが一発退場で9人に。フランクフルトは試合終了間際に1点を追加して大勝した。
3バックの中央でフル出場した長谷部について、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」はチーム2位タイの「7.5点」を与え、「非常に良かった。慎重で、精密で、勤勉で、多くのボールを“掃除”した。彼はしばしば、ピンチになりそうな状況を未然に解決するのに成功していた」と称えていた。
記事では「守備の決定的な安定剤になった」とパフォーマンスを評価し、試合後にヒュッター監督が発した“ハセベ評”を紹介している。
「私は常に称賛には慎重だ。私の中でワールドクラスはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドだけだが、今日のマコトは彼らに近かった」
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)を最後に代表から引退し、今季からクラブに専念している長谷部は、円熟味を増したプレーを見せている。