アーセナル18歳新星がELで躍動 プロ初ゴールに称賛「スポットライトを独り占め」
飛び級昇格の下部組織出身エミル・スミス・ロウが公式戦初得点「名声を得た夕暮れ」
アーセナルは現地時間4日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節カラバフ(アゼルバイジャン)戦で3-0と勝利した。この試合でプロ公式戦初ゴールを挙げた18歳のエミル・スミス・ロウに、海外メディアも熱視線を送っている。
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アーセナルの下部組織で育ったスミス・ロウは「デ・ブライネ2世」と評され、バルセロナやトットナムが引き抜きに動いたともされる逸材。今季就任したウナイ・エメリ新監は飛び級でトップチームに昇格させた。プレシーズンのアトレチコ・マドリード戦(1-1)でドリブルからの豪快な一撃を決め、9月26日のリーグカップ3回戦ブレントフォード戦(3-1)ではトップチームで初スタメンも飾っていた。
そして、右ウイングで先発出場したカラバフ戦では1-0で迎えた後半8分、カウンターで高い位置までボールを運んだナイジェリア代表FWアレックス・イウォビのペナルティーエリア右へのスルーパスに対し、走り込んだスミス・ロウが右足を一閃。鋭いシュートがゴール左隅に決まり、プロ公式戦初ゴールを記録した。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、「エミル・スミス・ロウが初ゴールでスポットライトを独り占めした」と綴り、「この18歳は名声を得た夕暮れを楽しんだ。エジルとの交代前に初ゴールだけでなく、数多くのチャンス創出と才能の片鱗を見せた」と、新人ながら堂々としたパフォーマンスに賛辞を送った。
英紙「インディペンデント」では、試合後のエメリ監督のコメントを紹介。「プレシーズンから彼は非常に良いプレーを披露していた。どのようにプレーすべきかを理解しているし、練習や試合でとても謙虚に改善と進化を見せている」と称えている。
2000年生まれの新星は、次世代のスーパースターとしての道を着実に歩んでいるようだ。