昇り龍サンチョが飛び級で英代表初選出 「強烈なインパクトがA代表へ突き上げた」
ドルトムントでブレイク中の18歳が初選出 出場すれば史上10番目の若さでデビュー
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの18歳MFジェイドン・サンチョは、現地時間4日に発表された10月シリーズのイングランド代表メンバーに初選出された。ドルトムント専門メディアも「CLの強烈なインパクトが彼をA代表へと突き上げた」と大々的に報じている。
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18歳のサンチョは2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントへ移籍。2年目の今季はリーグ戦6試合に途中出場し、計124分と限られた時間のなかで1得点6アシストをマークしている。現地時間2日には22年6月まで契約延長したことが発表されるなど、ドイツメディアではバルセロナへ移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレの再来と言われるほど高評価を得ている。
イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督も、12日にUEFAネーションズリーグクロアチア戦、15日にスペイン戦に臨むメンバー23人にブレイク中のサンチョ選出を決断した。
これを受け、ドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」は「サンチョは今季衝撃的なスタートを切った」と特集。「U-21代表の招集が予想されていたが、チャンピオンズリーグのモナコ戦での強烈なインパクトが彼をA代表へと突き上げた」と、先発出場したCLモナコ戦(1-0)で1アシストを挙げた活躍が評価されたと分析している。また、今回試合出場を果たした場合、同国史上10番目の若さでのデビューとなることも紹介している。
長年、イングランド代表選手の多くが国内でプレーする余波で他国のスタイルに触れないことが課題の一つに挙げられてきたが、ドイツの地へと羽ばたいた新星がその問題を解決するかもしれない。