ドルトムントの「ゴール工場はフル回転」 香川負傷のなか若手躍動で攻撃の不安解消か
CLモナコ戦に3-0快勝、3戦14ゴールの爆発力に独メディア注目
3試合で勝ち点9、14ゴール――。これがドルトムントの公式戦直近3試合の成績だ。ブンデスリーガ第5節のニュルンベルク戦に7-0で圧勝すると、続く第6節のレバークーゼン戦を4-2で制し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のモナコ戦は3-0で完勝。ドイツメディア「sport.de」は、「BVBのゴール工場はフル回転」と見出しを打ち、得点量産態勢に入ったドルトムントを特集している。
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目下、特に注目を集めているのがイングランドの“ワンダーボーイ”こと、18歳のMFジェイドン・サンチョと20歳のデンマーク人MFヤコブ・ブルーン・ラーセンだ。
モナコ戦ではサンチョのお膳立てからブルーン・ラーセンが先制点をマークしているが、サンチョはこれで今季公式戦アシストが7本に。また、ブルーン・ラーセンは3試合連続でのゴールとなったほか、後半アディショナルタイムに主将のドイツ代表FWマルコ・ロイスのゴールを演出し、アシストも3本としている。
ロイスは「ジェイドンとヤコブのようなストリートサッカープレーヤーがいると、本当に楽しいよ」と若手二人を評価。GKロマン・ビュルキも「最高だね。うちにはチームに多くをもたらし、違いを生み出すことのできる若手がいるんだ」と、“ヤングスター”の活躍を喜んだ。
今季開幕当初は得点力不足が懸念され、CLグループステージ初戦のクラブ・ブルージュ戦でも1-0の辛勝に終わっていたドルトムントだが、若手の奮闘もあって、その懸念は過去のものとなっている。
また、第4節のホッフェンハイム戦では0-1から後半39分に追いつき、レバークーゼン戦では前半を0-2で終えてからの後半4発で逆転。モナコ戦でも後半の3発で相手を圧倒と、底力も強みの一つだ。