“CB”長谷部を伊メディア絶賛「慎重で、精密で、勤勉」 フランクフルトのEL大勝に貢献
2人退場のラツィオに4-1勝利 対戦国メディアがフル出場の長谷部を高評価
フランクフルトの元日本代表主将MF長谷部誠は、現地時間4日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節で、ホームにイタリアの強豪ラツィオを迎えた一戦にフル出場。4-1の勝利に貢献すると、対戦国のイタリアメディアから絶賛されている。
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試合は前半4分と早い段階でフランクフルトが先制。その後に1点ずつを取り合った前半アディショナルタイムに、ラツィオDFドゥサン・バスタが2枚目のイエローカードで退場。後半に入ってフランクフルトが1点を追加して3-1とした後の後半14分には、ラツィオのMFホアキン・コレアが一発退場で9人に。フランクフルトは試合終了間際に1点を追加して大勝した。
センターバックでフル出場した長谷部について、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、チーム2位タイの「7.5点」を与えて絶賛している。
「非常に良かった。慎重で、精密で、勤勉で、多くのボールを“掃除”した。彼はしばしば、ピンチになりそうな状況を未然に解決するのに成功していた」
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も長谷部に「6.5点」を与え、「重要な場面で効果的なプレーを見せていた。カバーリングに優れたプレーで、インモービレがプレーできる範囲を上手く狭めていた」と、相手のイタリア代表FWチーロ・インモービレの脅威を軽減するプレーが高く評価された。
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)を最後に代表引退を表明し、今季からは完全にクラブに専念している長谷部。センターバックでのプレーも経験を積み、高い評価を得ている。今後も、欧州の舞台で質の高いプレーを見せてくれるはずだ。