PSGから有望株流出? 23歳MFが高額延長オファー固辞、ユーベやバルサが獲得画策
年俸約9億3000万円の高額オファーに断り、冬になれば他クラブからの直接交渉も解禁
パリ・サンジェルマン(PSG)と今季で契約満了を迎えるMFアドリアン・ラビオが、高額年俸での契約延長オファーを断ったという。カタール資本の衛星放送局「ビーイン・スポーツ」が報じている。
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PSGはカタールのオイルマネーをバックに潤沢な資金力で多くのスター選手や若い才能を確保してきた。そのうちの一人と言えるのが、フランス代表歴を持つラビオだ。少年時代から多くのクラブの下部組織を渡り歩いたなか、最終的にPSGが確保して2012年夏にトップチームに昇格。初年度の後半こそトゥールーズに期限付き移籍したが、その後はスター揃いのPSGでポジションを確保した。今夏のロシア・ワールドカップを前に、代表のバックアップメンバー入りを拒否したことでも話題を呼んだ。
しかし、今季で契約が切れる状況のなか延長に合意していない。そして同局は、今回PSGが提示した年俸720万ユーロ(約9億3000万円)という高額オファーを拒否したと報じた。
すでに来季の“ゼロ円移籍”に向けてイタリア王者ユベントスやスペインの強豪バルセロナが獲得を狙っているとされる。また、冬の移籍期間に入ればそれを見越した他クラブからの直接交渉も解禁される。
ラビオを狙うクラブは移籍金を払ってでも半年の前倒しで獲得するか、それとも来夏まで待ちの姿勢を取るのか。ゼロ円で23歳の才能が流出することを避けたいPSGの思惑も絡み、去就に注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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