香川は複雑? ドルトムントMFロイス、“トップ下”で最高評価「完璧なパフォーマンス」
PK獲得に加え、1ゴール1アシストとトップ下で大車輪の活躍を披露した主将ロイス
ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ASモナコ戦で1ゴール1アシストの活躍を披露し、3-0の勝利に貢献した。ドルトムント専門メディアは主将に最高評価を与えている。
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この日も4-2-3-1システムのトップ下に配置されたロイスは圧倒的な存在感を放つ。1-0で迎えた後半23分、ロイスがボックス内で仕掛けると、たまらず相手DFは転倒させてしまう。このPKのキッカーを務めたFWパコ・アルカセルのシュートはクロスバーを叩いてしまいゴールにつながらなかったが、その4分後に右サイドからのロイスのスルーパスをアルカセルが決め切り追加点を奪った。
そして後半アディショナルタイム、途中出場のFWヤコブ・ブルン・ラーセンの左サイドからのクロスにロイスがダイレクトで合わせ止めとなる3得点目をマークした。ドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」は、この日圧倒的な存在感を示したロイスに、10点満点中、チーム最高評価の9点を与えている。
「トップ下で真価を発揮したロイスはまさにキャプテンのパフォーマンスだった。彼はほとんどのドルトムントの攻撃に関与し、守備面でも献身的に貢献した。完璧なるパフォーマンスでキーパスも最多4本を供給した。ドリブルもほとんど全て成功させており、インターセプトも最多4回を記録している」
今季は主戦場のウイングではなく、トップ下での起用が増えているロイスだが、公式戦9試合6ゴール6アシストと突出したパフォーマンスを披露している。MF香川真司にとってロイスの“トップ下開花”は複雑な状況ではあるが、現時点ではロイスの好調ぶりがチームの躍進につながっていることは間違いないだろう。