W杯出場の香川、乾、川島… なぜ日本代表未招集? 森保監督のコメントから探る真意
戦力の融合を図る10月シリーズ、指揮官が注目するのは「チームとしてどう機能するか」
森保監督は10月シリーズに向けたテーマについて、二つあると明言。「一つは、まだ私が監督になって2試合目。チーム作りを進め、チームを成長させ、コンセプトを浸透させる」と語っている。また二つ目のポイントとして「選手も多く入れ替わっているので、特徴とコンディションを把握し、チームの融合をチェックしたい。戦術浸透と、チームとしてどう機能するかを見たい」と口にした。
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日本代表の目下の目標は、来年1月のUAEアジアカップだ。11月シリーズも含めるとアジアカップまで残り4試合のなか、森保監督は急ピッチでのチーム作りが求められている。限られた時間のなかで戦力の融合を図るなか、指揮官が重視しているのは“化学反応”だ。
「前回のキリンチャレンジ杯から、ロシアに出場した選手を招集させてもらったなかで、本来なら全員を招集したいが、前回の選手プラス今回の選手で、どのようにチームで化学反応ができるか」
新旧世代の融合は喫緊の課題となるなか、化学反応をより起こしやすい選手を優先的に招集した節がある。吉田や柴崎、大迫らはその典型で、彼らをどう組み込むかでチームの土台も変わるだけに、森保監督が早めにチェックしたいと考えるのは自然だろう。