「他にできることはない」 クロップ監督、“スランプ”の主軸サラーに“脱力”を要求

「ラッシュだって毎回シーズン40得点を記録していたわけじゃない」

 サラーになんと声をかけたかとの質問には「何も教えられることはない」と言及。「(イングランド代表FW)ハリー・ケインでさえ、同じようなことがあったじゃないか。彼は先週2ゴールを決めたけど、その前は『昨季の半分も決められていなかった』などと、みんな話していただろう。ビッグマウスは必要ない。これは完全に普通のことだ。イアン・ラッシュだって、10シーズンで毎回(1シーズンに)40得点を記録していたわけじゃない。そう上手くいくことじゃないんだ」とサラーをかばうように言葉を続けた。

「こういうような状況にアドバイスできることはない。選手らが自ら経験を積むんだ。その経験とは“状況を判断すること”だと彼らは分かっていて、『ゴールできない、ゴールできない。じゃあ次回はパスを出そうか』となったり、『シュートできるか? よし、やろう』となったりするんだ」

 クロップ監督のアドバイスも虚しく、3日のCLナポリ戦も不発に終わったサラー。“エジプトの王”はスランプから抜け出すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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