欧州におけるスペイン勢の絶大な優位性 UEFAタイトルトップ3独占

首位はバルサの優勝7度。セビージャ、アトレチコ、レアルが続く

 昨季のヨーロッパ・リーグ(EL)王者セビージャを5−4で下して、通算5度目のUEFAスーパーカップを制した欧州チャンピオンズリーグ王者バルセロナはこの10年間で7つ目となる欧州のタイトルを獲得した。

 2005年から10年間に6度のリーガ・エスパニョーラと3度の国王杯制覇を果たすなどスペイン国内でも、無類の強さを発揮しているバルセロナ。その強さはスペインを離れ、欧州の舞台でも圧倒的と言える。さらに、バルサ以外でも、この10年間では欧州リーグでスペイン勢の驚異的な強さが記録から浮き彫りとなっている。

 バルセロナは05-06シーズンにフランク・ライカールト監督のもとでクラブ史上2度目の欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制すると、08-09シーズン、10-11シーズン、14-15シーズンと10年の間に4度の欧州ナンバー1に輝いている。UEFAスーパーカップでも09年、11年、15年と3度の優勝。過去10年間で7度の欧州タイトルを獲得し、これが欧州クラブで最多の数字となっている。

 

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