仏代表GKロリス、衝撃の判断ミスにトットナム監督傷心 「全てが変わってしまった」
開始2分、判断を誤ってゴール前を空けてしまい、なんなく先制点を献上する失態
トットナムは現地時間3日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でバルセロナと本拠地ウェンブリーで対戦し、2-4で敗れた。試合をより難しいものとしたのが開始わずか2分に、守護神GKウーゴ・ロリスの判断ミスから生まれた失点だ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督も試合後、「2分にも満たないうちに失点すれば、全てが完全に変わってしまう」と振り返った。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
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キックオフからわずか1分半での出来事だった。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがセンターサークル内から左サイドへ長いスルーパスを供給。これがトットナム守備陣のギャップをつき、駆け上がったスペイン代表DFジョルディ・アルバの足元へピタリと渡った。すると、ロリスはゴールを大きく空け、アルバと距離を詰めるように前に飛び出した。
しかし、余裕のあったアルバはダイレクトで横パスをつなぎ、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョががら空きとなったゴールへシュートを叩き込んだ。ロリスの不用意な飛び出しから、いとも簡単に先制点を献上してしまった。
その後は両軍合わせて6ゴールが乱れ飛ぶ点の取り合いとなったが、試合を制したのはメッシの2得点などでバルセロナが制した。トットナムを率いるポチェッティーノ監督は、ロリスの判断ミスが試合に大きすぎる影響を与えたと肩を落としていた。