鹿島の韓国人GK、相手FWに蹴り&頭突き 韓国メディア糾弾「正当化できない」「愚か」
鹿島が1-2と劣勢で迎えた前半44分、GKクォン・スンテが激高して相手に暴力行為
鹿島アントラーズは3日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、水原三星(韓国)とのホーム第1戦で3-2と逆転勝利を収めた。元日本代表DF内田篤人が終了間際に劇的な決勝弾を決めた一戦で、鹿島の元韓国代表GKクォン・スンテが主審の目の前で同胞の水原三星FWに蹴りや頭突きをお見舞いする行動を見せたが、韓国メディアはこれを「正当化できない」「非常に愚かな行動」と糾弾している。
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試合は前半2分、オウンゴールで鹿島が失点。さらに同6分、左サイドでDF山本脩斗のキックがブロックされたのをきっかけに、FWデヤン・ダムヤノビッチに追加点を許した。反撃に出た鹿島は同21分、MFセルジーニョのクロスにFW鈴木優磨が飛び込み、相手のオウンゴールを誘発。そして鹿島が1-2と劣勢で迎えた前半44分に、問題の場面が生まれている。
水原三星が右サイドからクロスを入れると、鹿島ゴール前で両軍の選手が競り合う。相手MFヨム・ギフンのシュートをDF内田とGKクォン・スンテがゴールライン上で阻止し、こぼれ球を巡って混戦状態となった。
クォン・スンテへの接触で鹿島ボールの判定となったが、水原三星のプレーに鹿島の守護神が激高。韓国出身の水原三星FWイム・サンヒョプに対して左足で蹴りを入れて揉み合いになると、仲裁に入った主審の前でクォン・スンテが頭突きをお見舞いした。わずかに当たった程度だったが、やや芝居がかったようにイム・サンヒョプがピッチに倒れると、両軍が一触即発の状態となった。