「生き残っているのが驚き」「彼の口は制御不能」 マンUの元名手がモウリーニョ酷評
OBのスコールズ氏が指揮官を痛烈に非難 「クラブを窮地に陥れている」
元マンチェスター・ユナイテッドで、現在は解説者を務めるポール・スコールズ氏が、古巣を率いるジョゼ・モウリーニョ監督を酷評している。成績が振るわず、選手との対立が表面化している指揮官に対し、「彼がまだ生き残っていることが本当に驚き」「彼の口は制御不能になっている」などと手厳しい言葉を浴びせている。
ユナイテッドは先週末のプレミアリーグ、ウェストハム戦に1-3で敗れた。そしてミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグでは、本拠地でバレンシア相手にスコアレスドロー。勝ちきれない試合が続き、試合終了後にはスタンドからブーイングも鳴り響いた。
フランス代表MFポール・ポグバとの間にも軋轢が生じるなど逆風のモウリーニョ監督に、英衛星放送「BTスポーツ」で解説を務めるスコールズ氏も厳しい批判を展開している。
「私は今ここに座り、土曜日(ウェストハム戦)の結果を受けても、彼がまだ生き残っていることが本当に驚きだ。パフォーマンスが悪かった」
試合内容も悪く、結果も伴っていない現状を痛烈に非難した。そして、選手との対立を生み出すモウリーニョ監督の言動についても意見している。
「彼はコンスタントに選手と言い争いをしている。思い通りにいっていないからだろう。彼の口は制御不能になっている。そして、クラブを窮地に陥れていると思う」
歯に衣着せぬ発言で以前から敵を作ることが多かったモウリーニョ監督。これまでは圧倒的な結果で周囲を黙らせていたが、かつての強さに陰りが見えている。常勝軍団復活の期待に応えられずにいる“スペシャル・ワン”に、周囲の厳しい視線が注がれている。
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