真価が問われるPSG“10番”ネイマール W杯で失意も「できることは全てやった」
トップ下としてCL制覇へ意欲 「今後の人生では泣くつもりはない」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールにとって、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は自身の誇りを取り戻すための大事な戦いとなる。グループステージ第2戦のレッドスター戦を翌日に控えた現地時間1日、記者会見に出席したネイマールは「W杯ではできる限りのことをやった」と話しつつ、CL制覇への意欲を語ったと、スペイン紙「マルカ」などが報じている。
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ネイマールはロシア・ワールドカップ(W杯)では背番号10として、セレソンの攻撃の中核をなしたものの、相手マーカーのファウルに対する痛がりぶりが世界中の嘲笑を買うことになってしまった。
「W杯ではブラジル代表のためにできることをすべてやったんだ。僕はベストを尽くしたけど、大会自体には悔しさがあるよ。とはいえ、今はそんな悲しいことよりも、もっとハッピーになるための理由がある。今後の人生では泣くつもりはないよ」
W杯は過去のこと、と言わんばかりだ。ただ、その後開幕を迎えた今季のリーグ・アンでは、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、フランス代表FWキリアン・ムバッペの2トップの下でプレーする役割を与えられ、好プレーを見せている。
「僕はゲームコントロールができるし、チームメイトの助けともなれる。だからこそ、ナンバー10(トップ下)でプレーしたい。僕がこのポジションをやりたいと頼んだわけじゃなくて、監督が僕をここに入れたがっていたんだ。サントスやバルサと同じようにチャンスメイクとシュートをしているけど、PSGではちょっと違う形だ。でもボールに触るのが好きだからね」
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