レアルから大金星のCSKA20歳MF 殊勲弾に歓喜爆発「倒すことが可能と信じていた」

CSKAモスクワのMFニコラ・ブラシッチ【写真:Getty Images】
CSKAモスクワのMFニコラ・ブラシッチ【写真:Getty Images】

クロアチア代表MFブラシッチがCL王者を破る電光石火の一撃

 CSKAモスクワのクロアチア代表MFニコラ・ブラシッチは、現地時間2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節で3連覇中の王者レアル・マドリード相手に値千金の決勝ゴールを奪った。殊勲の20歳は「世界最高のチームだけど、彼らを倒すことが可能だと信じていた」と振り返った。UEFA公式サイトがコメントを報じている。

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 電光石火の一撃だった。キックオフからおよそ1分、ドイツ代表MFトニ・クロースのパスミスを見逃さなかったブラシッチはボールをかっさらい、DFラファエル・ヴァランの寄せを交わすようにして左足のシュートをレアルゴールに流し込んだ。

 その後レアルにゴールを割らせることなく、1-0で勝利。ブラシッチは「レアル・マドリードは現在、世界最高のチームだけど、僕らは彼らを倒すことが可能だと信じていた。そして、僕らはそれにふさわしいプレーをした」と、CL王者相手の大金星に喜びを爆発させている。

 プレミアリーグのエバートンから期限付き移籍中の新鋭は、プロキャリア最高の瞬間だと自身の活躍を誇っている。

「これまでのキャリアで最大の試合だっただろうね。エバートンが僕を放出したことを後悔してるかな? 僕はチームに入ることができなかったからCSKAへ来た。そしてこのような試合でプレーできて、ハッピーだよ」

 自らのゴールで王者レアルを撃破したブラシッチ。20歳の若武者にとって、大きな自信をつかむ経験となったことは間違いないだろう。

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