イブラヒモビッチ、ハットトリックの好機辞退の理由は? 漢気ある仲間想いの一面も…
2得点のイブラヒモビッチ、PKキッカーを同僚に譲る
ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、現地時間29日に行われたメジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップス戦で弾丸シュートを含む2得点の活躍を見せ、3-0の勝利に貢献。2度目のPKを獲得した際にはハットトリックのチャンスを迎えたが、同僚にキッカーを譲った理由について明かしている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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イブラヒモビッチのPKで先制し迎えた後半13分、“カリスマ”の右足が輝きを放った。敵陣中央で相手を背負いながらのボールキープから右サイドへ展開。リターンパスを受けフリーで前を向くと、今度はドリブルでペナルティーエリア手前までボールを運ぶ。ボックス内に味方二人が待ち構えるもパスを通すのが難しいと判断するや否や、対峙していた相手DFをワンフェイクでかわして右に持ち出し、わずかなシュートコースを見逃さずに右足を一閃。矢のような一撃が相手GKの頭上を破ってゴールに突き刺さり、スコアを2-0とした。
また、後半32分に再びPKを獲得したが、その際はイブラヒモビッチが蹴らずにMFロマン・アレッサンドリーニがキッカーを務めた。イブラヒモビッチはハットトリックのチャンスでキッカーを譲った理由について「彼がやって来て、頼まれた。だから、譲った」と答え、チームへの熱い思いを口にした。