低迷する武藤所属ニューカッスル、元監督が会長批判 「悪夢の10年間が続いている」
クラブOBで元監督のキーガン氏が古巣の現状を嘆く
日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスル・ユナイテッドは、プレミアリーグ開幕7試合で白星を挙げることができず、20チーム中18位に沈んでいる。低迷している古豪について、クラブOBであり元監督のケビン・キーガン氏が「悪夢の中に10年間いる」とその状況について語った。英公共放送「BBC」が報じている。
第7節までにトットナム(第1節/1-2)、チェルシー(第3節/1-2)、マンチェスター・シティ(第4節/1-2)、アーセナル(第5節/1-2)と強豪との対戦が立て続けにあったとはいえ、ここまで獲得した勝ち点は二つの引き分けによる「2」のみ。4シーズン目に突入したラファエル・ベニテス監督の下、ニューカッスルは苦しんでいる。
クラブのオーナーであるマイク・アシュリー氏は、選手補強に十分な資金を回さず、指揮官が望むような補強ができなかったと言われている。ビジネスライクで、クラブへの愛情が薄いアシュリー氏とファンの溝は深く、抗議活動も頻繁に行われている。
キーガン氏は1992年から97年まで指揮を執り、2008年にも再び監督としてチームに戻っている。しかし、アシュリー氏が牛耳るチームの状態は、その頃から悪化するばかりだったという。
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