ミラン公式TVが本田残留を初めて強調 「オファーは全くきていない」
カリスマ獲得は事実上の白旗宣言
英プレミアリーグのトットナムが、ACミランの日本代表FW本田圭佑に獲得オファーを出すと報じられていたが、ミランの公式TV番組「ミランチャンネル」は「オファーは全くきていない」と完全否定している。
11日、イタリアの移籍情報サイト「トゥット・メルカートウェブ」は、「トットナムが本田に対する最初のオファーを提示した」と伝えた。エスパニョール時代に中村俊輔を、サウサンプトン時代に吉田麻也を指導したトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は本田を高く評価していると報じられてきた。だが、ミランチャンネルでは「オファーは全くきていない」と状況を説明。背番号「10」の今季残留を今オフ初めて強調した。
シルビオ・ベルルスコーニ会長は、パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に執念を燃やしていたが、アドリアーノ・ガッリアーニ会長は「100万分の1の確率で彼はやってくるだろう」と事実上の白旗宣言を出していた。カリスマ獲得断念も本田の去就に影響を与えているのかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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