ハリルホジッチ元日本代表監督、ナントの指揮官就任が濃厚 解任半年で現場復帰へ
現役時代を過ごした古巣に32年ぶりの帰還迫るとフランス紙報道
今年4月まで日本代表監督を務めたバヒド・ハリルホジッチ氏が、フランス1部ナントの監督に就任することが極めて濃厚となった模様だ。フランス紙「レキップ」などが報じている。
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今季のナントはリーグ・アン8試合を終えて1勝3分4敗と不振に陥り、2部降格圏の19位に沈んでいる。ミゲル・カルドーソ監督の解任危機が報じられるなか、最有力とされてきたのがハリル氏だった。
そして、「レキップ」紙は1日夜のニュースとして、ハリル氏がナントへの就任で合意したと報じた。そして、現地時間1日のうちに公式発表されなかった場合でも、同2日には発表される見通しだとしている。
ハリル氏は2015年3月に日本代表監督に就任すると、チームを6大会連続のワールドカップ(W杯)出場に導いた。しかし、今年3月の欧州遠征を終えると4月7日に解任が発表され、日本代表は本大会を西野朗監督の指揮の下で戦っていた。現場復帰が決まれば、それ以来となる。
現役時代にストライカーとして活躍したハリル氏は、1981年から86年までナントでプレーし、その間に二度のリーグ得点王に輝いている。その古巣を指揮することになれば32年ぶりの復帰になると、フランス紙「ル・パリジャン」では報じられている。
現時点では、7日のボルドー戦からハリル氏が指揮することが極めて濃厚とされている。不振に陥った古巣の再建を託されると見られるハリル氏は、その手腕を見せつけることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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