窮地のモウリーニョ監督を英代表DFが擁護 「僕らがただ選手として不十分だった」

(左から)マンチェスター・ユナイテッドDFショー、モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
(左から)マンチェスター・ユナイテッドDFショー、モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

左SBショーは“擁護派”として指揮官に言及 「監督がピッチに立つわけではない」

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーが、チームの低調なパフォーマンスで批判にさらされているジョゼ・モウリーニョ監督を擁護している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 現地時間9月29日に行われたプレミアリーグ第7節の敵地ウェストハム戦。“赤い悪魔”の異名を持つ名門は1-3であえなく敗れた。早くもシーズン3敗目、そして7節終了時点での勝ち点10はデイビッド・モイーズ体制だった2013-14シーズンに並ぶクラブのプレミアワースト記録だった。

 思うように勝ち点を重ねられず、チームの主軸であるフランス代表MFポール・ポグバとの軋轢が表面化するなどネガティブな話題が尽きないモウリーニョ監督。ポグバの他にも不信感を持っている選手がいると報じられているが、“擁護派”としてコメントしているのは左サイドバックのショーだ。

 ウェストハム戦の戦いぶりについて「ウェストハムを倒そうとしてたチームには見えなかった。個人的にはチームとしてひどいものだった」と表現し、責任は選手にあると語っている。

「僕らは十分ではなかった。受け入れがたいもので、僕らを見てくれているファンに申し訳ない。これだけのタレントが揃うマン・ユナイテッドというチームにふさわしくないものだった」

 チームは苦境に立たされているが、それでもショーは「僕らは自分自身を選手として見つめ直さなければいけない。ピッチに立つのは僕らだ。監督がピッチに立つわけではないだろう?」と選手の奮起を促している。

「言い訳はできない。僕らがただ選手として不十分だったんだ」

 プレミアリーグ10位に沈むマンチェスターの名門クラブは、モウリーニョ監督の下で立ち直ることができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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