キャラガー氏もリバプール戦の一撃に驚き

　リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、英紙「テレグラフ」で連載している自身のコラム内で、リーグカップの試合で圧巻のパフォーマンスを見せたチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールを「プレミアのベストプレーヤー」と称賛している。英サッカー情報サイト「フットボール・ロンドン」が報じた。

　9月26日のリーグカップ・リバプール戦（2-1）で圧巻の個人技から決勝ゴールを奪ったベルギーの至宝は、中2日で再び迎えたプレミアリーグ第7節の両者の対戦で、鮮やかなパスワークから最終ラインの背後に飛び出し、左足のシュートで今季6得点目をマーク。試合は1-1の引き分けに終わったが、アザールは開幕からの好パフォーマンスを維持している。

　キャラガー氏は「テレグラフ」紙のコラムで、アザールは昨季プレミアで年間MVPと得点王に輝いたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに勝ると述べている。

「アザールはプレミアリーグで最高の選手だ。今週のリーグカップの時も、私は同じことを言ったよ。これは過去6年間をもとにした結果で、今季開幕6試合の話ではないんだ」

　現役時代にリバプールでUEFAチャンピオンズリーグ（CL）優勝を経験しているキャラガー氏は、今季アザールのライバルになるであろう選手に、サラーのほかにベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、元スペイン代表MFダビド・シルバ（いずれもマンチェスター・シティ）、イングランド代表FWハリー・ケイン（トットナム）の名前を挙げた。