名将アンチェロッティ、元教え子C・ロナウド称賛 「彼のプレーを見られるのは…」
レアル時代に2年間共闘 試合に敗れるも「対戦相手にとっては脅威」と称える
イタリア王者ユベントスは、セリエAの大一番となった現地時間9月29日の本拠地ナポリ戦で3-1と勝利を収めた。3ゴールを“アシスト”したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、レアル・マドリード時代に指導したナポリのカルロ・アンチェロッティ監督も「イタリアで彼のプレーを見られるなんて喜びだ」と称賛した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えている。
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ユベントスは前半10分に先制を許したが、すぐさまロナウドのクロスから元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが同点ゴール。さらに後半4分にはロナウドのシュートがゴールポストに当たって跳ね返ったところをマンジュキッチが押し込んで逆転に成功し、さらに同31分にコーナーキックからロナウドがヘディングしたボールをイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが決めて勝利をつかんだ。
ナポリを率いるアンチェロッティ監督は2013年から2年間、レアルでロナウドと共闘した。59歳のイタリア人指揮官は、かつての教え子であるスーパースターへの称賛を惜しまなかった。
「これまでと変わらない普段のロナウドだった。チームにとって非常に重要な選手。彼は常に試合に集中していて、対戦相手にとっては脅威だ。必ず攻撃のなかにいて、前にも言ったように、彼はセリエAに特別な価値をもたらしてくれる。イタリアで彼のプレーを見られるなんて喜びだ」
ちなみに、アンチェロッティ監督自身はユベントス戦に敗れ、ナポリ就任後公式戦8試合で二つ目の黒星を喫したわけだが、ホームのファンからの冷たい反応にも「チャントは普通のことだよ。2003年UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のトロフィーで自分を慰めるさ」と、まったく気にしていないようだった。
(FOOTBALL ZONE編集部)