バルサFWスアレス、3戦未勝利に“世界最高”のメッシから脱却宣言 「依存できない」
エース不在でも勝利する手段の必要性を主張「僕らには多くの選手がいる」
昨季スペイン王者のバルセロナが3試合勝利から遠ざかっている。現地時間9月29日の第7節アスレティック・ビルバオ戦(1-1)では、先制点を許して終盤になんとか追いつくにとどまった。首位こそ維持しているが、格下のレガネスに敗れるなど失速感の否めない状況に、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ依存を脱却しなければならないと語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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ビルバオ戦で1-1のドローに終わったバルサは、直近のリーグ戦3試合で2分1敗と勝ち点を7も落とした。チーム内外では少しずつ不穏な雰囲気が立ち込め始めている。
メッシに次ぐ大黒柱のスアレスは、エース不在のなかでも勝ち方を学ばなければならないと語り、今の困難な状況の責任はメッシだけにあるとは限らないと主張した。
「彼は世界最高の選手だが、全てのことを解決するために、レオに依存することはできない。僕たちには多くの選手がいて、彼らには彼らの長所がある。僕たちは彼と(スペイン代表MFセルヒオ・)ブスケッツがフィールドに入る前に勝利する必要があるんだ」
また、サポーターからの目が厳しくなっていることに対し、一緒になって戦っていけばすぐに物事が回るようになるとスアレスは説いた。
「明らかなのは、敗戦によって心配させてしまっているということだ。僕たちは自己批判的であり、その思いを反映する必要がある。プロフェッショナルであり、責任を負わなければならないからね」
難しい戦いが続くバルセロナだが、スアレスの言葉通りメッシ依存を脱却することでチーム状況を好転させることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)